作成年度 | 1975年度 |
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論文名 | 河口閉塞に関する基礎実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和50年度(D-7) |
発表会 | 昭和50年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和50年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1976/02/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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田口哲明 | |
原田輝雄 |
抄録 |
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河口が砂州により閉塞したり、河口部において河川が偏流する現象は、砂質の海浜に注ぐ河川ではほとんどの場合みられることである。しかし、その物理的機構がわかっていないので、それによって引き起される問題を解決するために何らかの対策を施そうとしても、合理的な河口処理計画を策定することに苦慮している場合が多い。河口部における砂の移動に関連した、このような問題の解明を困難にしている原因については、文献(1)に詳しく述べられているが、そのうちで最も大きなものは、現象を支配する影響要素が多いということであると考えられる。ここに報告するのは、それら多くの要素から、基本的なものを必要最小限の範囲で列挙し、次元解析によって誘導された無次元量を用いて、実験により、河口閉塞を定量的に把握しようとした結果である。実験は、河口部をごく単純化した模型によって行ったが、このような単純な実験でさえ現象は複雑であり、さらに実験結果の解析を進めなければならないが、現在までに得られている一応の結論を報告するものである。 |
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