作成年度 | 1975年度 |
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論文名 | 豊平川扇状地における地下水挙動について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和50年度(D-24) |
発表会 | 昭和50年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和50年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1976/02/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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坂口雄二 | |
中村靖治 | |
清治真人 |
抄録 |
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近年、人口と産業の都市集中による用水量の増大に伴い、地下水の揚水量が急激に増えたため、各地で、地盤沈下、地下水の塩水化、地下水質の悪化など弊害が著しくなっている。豊平川扇状地においてはまだ顕著な被害は現れていないが、地下資源調査所の観測井によると経年的な地下水位の低下が認められている。今後、札幌市の発展が続く場合、地下水の揚水量が増加することは明白であり、過大な揚水によって取水困難な井戸が発生する可能性は大きい。そのような事態が生じた場合、豊平川の流量を増加させることによってどの程度対処し得るか、又、逆に、豊平川の維持流量を決定した時、許容し得る揚水量はどの程度かという事が重要な問題となってくる。そのために、豊平川の河川水位と豊平川の扇状地の地下水位、揚水量、降水量の相関関係を知ることが必要になってくる。そのため、当論文では、S49、S50の地下水位観測資料をもとに作成した河川水位-地下水位変化図と地下水位等高線図、並びに各機関で実施された地下水質調査、同時流量観測結果をもとに豊平川扇状地の地下水流動の解明を試みた。又、水収支式の地下水解析理論を紹介しておいた。 |
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