作成年度 | 1975年度 |
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論文名 | 同定法を用いたオンライン洪水予測 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和50年度(D-31) |
発表会 | 昭和50年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和50年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1976/02/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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藤本保 |
抄録 |
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洪水予報における流出解析は、計画に用いると同様に、既往の洪水資料から、モデルのパラメーターを推定し、用いるのが一般である。ところが、どのような解析手法を用いても、そのパラメーターは、決して固定的なものではなく、流域内の面的降雨分布、あるいは雨量強度の時間分布等の違いによって変化し、また、有効雨量曲線も、流域の湿潤状態、つまり前期降雨等の影響から変化するものである。既往の洪水例が数多くあるならば、これらをパターン分類し、パラメーターを決め、洪水時に選択することも可能と思われるが、石狩川のように、それほど洪水資料が多くないところでは、それも困難である。そこで既往洪水資料の解析により、未知のパラメーターをできるだけ決定し、ばらつきが多く決定できなかったパラメーターについては、何らかの同定法により、洪水時、逐次同定していく必要がある。ここでは、単流域について、Fibonacci Search、カルマンフィルター及び逆算によるパラメーター同定の手法、及び疑似不定流による洪水追跡の手法について検討を行い、その中間報告をするものである。 |
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