作成年度 | 1975年度 |
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論文名 | 用水路の凍害対策工法について(第3報)-天塩川上流地区の観測結果から- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和50年度(E-1) |
発表会 | 昭和50年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和50年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1976/02/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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森井徹 | |
高田健治 | |
津田進 |
抄録 |
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寒冷地における土木構造物の設計・施工には、温暖な地域にはみられない、いくつかの技術上の問題がある。そのうち、凍結・凍上対策は最も重要な問題の一つである。かんがい用のコンクリート・ライオニング水路の建設においても、凍上性地盤では、難凍上性材料で置き換える工法や断熱工法なども採られているが、用水路の凍結・凍上現象あるいは対策工法について、理論的な解明はなされていない。開発局では、この用水路の凍結・凍上問題の解明と対策工法の確立を目的として、昭和47年度より道内5ヶ所の現場の観測設備を設け調査を行っている。今回は、このうち天塩川上流地区に設けた、モデル水路の49年度の観測結果について中間報告する。本地区における調査の主目的は、裏込置換厚さ決定のための情報収集である。すなわち、温度や積雪などの気象環境と置換厚さを変動因子として、凍結・凍上現象により発生する力の違いを観察しながら、妥当な置換厚さを決定しようとするものである。 |
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