国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 シルト質火山性土の強度特性について

作成年度 1975年度
論文名 シルト質火山性土の強度特性について
論文名(和訳)
論文副題 昭和50年度(E-12)
発表会 昭和50年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和50年度技術研究発表
発表年月日 1976/02/25
所属研究室/機関名 著者名(英名)
広瀬照光
岸洋一
抄録
北海道には数多くの火山があり、それらは東西の方向に北海道のほぼ中央を通って存在する。これらの火山から噴出された火山灰、軽石等は、道東、道央、道南にわったって広く分布し、本道の農業用適地の約半分を占めているともいわれ、泥炭地とともに、北海道の特殊土壌の一つにあげられている。火山源から噴出した火山性土は、堆積年代、噴出源およびそれからの距離、堆積時および堆積後の環境等、その生成条件により性質が著しく異なるものである。現在までの北海道における火山灰地帯のフィルダム建設は、その多くが道央の十勝岳周辺に集中しているが、近年道東方面での建設計画も多く見られ今後も増加の傾向にある。このような地域では近傍に堆積する火山性土を盛立材料として利用することが多い。この火山性土は、火山灰地以外に建設されているフィルダムの盛立材料(レキ混り土、粘性土等=通常土)と比較し、強度、透水性、パイピングの抵抗性等、いろいろの点で劣悪な性質をもつものが多い。本文は火山性土に小砂レキを混ぜた数種の混合試料に関して三軸試験を行い、火山性土の強度に対する砂レキの影響について調べたものである。
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