作成年度 | 1975年度 |
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論文名 | 累積火山灰地の土層改良と牧草の初期生育について-樽前系火山灰について- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和50年度(E-14) |
発表会 | 昭和50年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和50年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1976/02/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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矢野義治 | |
赤沢伝 |
抄録 |
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近頃、全国各地で「土づくり運動」が提唱され有機物を土壌に還元するというような農法が見直されてきた。これは近年の農業技術が化学肥料を極限まで使用し農作物を生産しようとした農法への反省でもある。そしてこの農業技術は農民に冬期に堆、厩肥を生産し圃場に運ぶというような作業よりも出稼ぎが経済的であることを悟らせ、農民から堆、厩肥という言葉さえ忘れさせてしまったのである。有機物を還元しない土地は土壌の理学性を悪化し、地力は収奪されどんどんせき薄化している。北海道の土づくり運動は単に有機物の増施による地力の保全のみでなく、排水などの基盤整備、土層改良による土壌の理学性の改良、酸性矯正やリン酸資材の導入による土壌の化学性の改良などの総合的な対策が考えられている。本報告はこれらのうち土層改良による土壌の物理性の改良を目的にした新技術(改良反転客土耕)確立のための試験および土層改良後の牧草の初期生育に関する調査の結果を述べる。 |
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