作成年度 | 1975年度 |
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論文名 | 苫小牧港 港湾容量シュミレーション調査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和50年度(F-6) |
発表会 | 昭和50年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和50年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1976/02/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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宮本義憲 | |
高橋喜一 |
抄録 |
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近年の経済発展にともなう港湾取扱貨物の増大は、船舶の大型化、湾内航行船舶の輻輳化といった問題を生せしめている。すなわち、港湾としての機能性、効率性を維持、向上させるうえで船舶の安全確保は必須条件となってきている。そこで、本調査は操船者の安全確保、滞船時間の減少といった要請に対処しながら、取扱い得る貨物量(これを港湾容量と呼ぶ)を検討し、港湾計画または港湾運営の基礎試料とするため、苫小牧港(西港)をモデルとケースとして開発したシュミレーションプログラムを紹介するものである。苫小牧(西港)は昭和60年度の長期計画において、勇払埠頭岸壁の供用開始、フェリー航路の増便計画があり、入港船舶隻数の増加とあいまって港内航行の輻輳、複雑化が予想されたため、調査の対象となった。この種の問題として、例えば埠頭の取扱能力については「待ち行列理論」を適用し、解析的に解いたものがいくつかある。しかしながら、本調査では船舶の動態および各種航行規制などを勘案し、種々の理論を応用しシステムを拡張することにより、より実態に促した船舶挙動を再現するモンテカルロシュミレーションモデル手法を用い検討を加えた。 |
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