作成年度 | 2012年度 |
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論文名 | 凍結融解と塩化物による複合作用を受けた構造物の凍害目視調査-寒冷地山間部に立地する道路橋下部コンクリートについて- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成24年度(維-16) |
発表会 | 平成24年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成24年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2013/02/21 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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川村浩二 | |
遠藤裕丈 | |
田畑浩太郎 |
抄録 |
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凍害に対する合理的な耐久性設計法を構築するには、実環境下におけるスケーリングとひび割れが複合化した形の凍害の発生の実態を把握する必要がある。筆者らは、過年度に凍害危険度が4で凍結防止剤の散布量が多い山間部と凍害危険度が5で散布量が少ない山間部の道路橋下部コンクリートを対象に目視による調査を行ったが、さらに詳しく把握するため調査範囲を拡大し、凍害危険度が3~5で凍結防止剤の散布頻度が各々異なる山間部で調査を実施した。その結果、凍結防止剤の散布頻度と凍害の程度は密接な関係にある傾向が得られた。その結果、差分解を活用し、凍害の進展に応じて塩化物イオン拡散係数を経時的に変化させる手法により、塩化物イオンの浸透予測の精度を高めることができる知見を得た。その結果、凍害を受けたコンクリートの損傷程度と、劣化の進行状況を確認できた。 |
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