作成年度 | 2012年度 |
---|---|
論文名 | 凍害の影響を考慮したコンクリートの塩化物イオン浸透予測技術に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成24年度(維-18) |
発表会 | 平成24年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成24年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2013/02/21 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
遠藤裕丈 | |
田口史雄 | |
田畑浩太郎 |
抄録 |
---|
コンクリート構造物の長寿命化を効率的に図るには、合理的な耐久性の設計ならびに適切な維持管理計画の立案を行うことが大切である。そのためには、コンクリートの劣化予測技術の精度向上が必要である。本研究では、凍害による各種劣化形態が複合(例えば、スケーリングとひび割れ)した場合の塩化物イオンの浸透予測技術の提案を行うため、Fick(フィック)の拡散方程式の差分解を用いた塩化物イオンの浸透予測の適用性を実験により検証した。その結果、差分解を活用し、凍害の進展に応じて塩化物イオン拡散係数を経時的に変化させる手法により、塩化物イオンの浸透予測の精度を高めることができる知見を得た。その結果、凍害を受けたコンクリートの損傷程度と、劣化の進行状況を確認できた。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |