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 新桂沢ダムにおける植樹手法の評価と今後のあり方

作成年度 2012年度
論文名 新桂沢ダムにおける植樹手法の評価と今後のあり方
論文名(和訳)
論文副題 平成24年度(連-4)
発表会 平成24年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成24年度技術研究発表会
発表年月日 2013/02/21
所属研究室/機関名 著者名(英名)
押野見純司
森田茂雄
筋野晃司
抄録
新桂沢ダムの建設に際しては、ダム供用後の濁水や景観及び生物多様性の保全に配慮するため貯水池周辺の裸地に在来の植生を導入する取り組みがダム建設段階から行なわれている。具体的には木本類であるタチヤナギや草本類であるエゾミソハギを貯水池周辺の裸地に植栽していくこととしており、平成17年から「継続的かつ容易にタチヤナギの挿穂やエゾミソハギの種を採取することが可能となるような植栽林形成」を目的とした、母樹育成のための植栽が行なわれている。本研究では、平成17年から23年にかけて行なわれた母樹育成のための植栽において、植栽手法の違いによる樹種の成長や現存率及び増加率の違いを検討し、粒径20-30mmの砕石を厚さ10cm程度に敷きならしマルチングをする植栽手法が他の植栽手法に比べ樹種の成長速度が速く、現存率及び増加率も大きくなることが明らかとなった。このことから、今後のより良い植栽手法として粒径20-30mmの砕石をマルチング材として使用することを提案した。
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