作成年度 | 2000年度 |
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論文名 | 石狩川における樹木を考慮した解析手法の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成12年度(河-1) |
発表会 | 平成12年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成12年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2001/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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木下誠一 | |
齋藤大作 | |
山田拓也 |
抄録 |
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計画高水流量の水位計算や流下能力算出等、縦断的に長い区間を対象とした水位の検討を行う場合、これまで合成粗度係数を用いた不等流計算が行われてきた。しかし、近年では河川法改正に伴い河道内の植生等の環境を考慮すること等から樹木群を考慮した不等流計算手法が導入されてきている。樹木群を考慮した不等流計算では、これまでの合成粗度による損失を河床の粗度による損失と河道横断方向に流れが干渉し合うことにより起こる境界混合による損失に分けて設定することとしており、再現計算により、水位を確認するためには、河床の粗度係数または境界混合係数のどちらか一方を先に決定し、再現に合うようにもう一方を決定する等の必要がある。一般的に河床の粗度係数は小規模河床形態の消長により大きく影響を受けることが珍しくなく、洪水時の水理量と河床材料の粒径から推定する方法などが岸・黒木や山本らによって提案されている。そこで本検討では、石狩川における河床の粗度係数と境界混合係数の値を推定し、2次元の定常流計算との比較により、境界混合係数および粗度係数の妥当性を示す。 |
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