作成年度 | 2000年度 |
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論文名 | 美原37線樋門工事における大幅なコスト縮減について(鋼矢板二重締切りが不要となる非出水期に施工した事例) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成12年度(河-24) |
発表会 | 平成12年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成12年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2001/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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丸山和訓 | |
手代木隆二 | |
工藤勉 |
抄録 |
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樋門工事は築堤開削が伴うことから、一般的には鋼矢板二重締切りの施工による場合が多く、この部分に多額なコストを要している。美原37線樋門は設計VE方式により検討され、樋門各部の機能評価を行いコスト分析を行ってきた。ゲートで29%、継ぎ手で30%のコスト縮減となったが、更に大幅なコスト縮減の可能性について追求した結果、樋門函体にPCボックスを使用することによって工期の短縮が図られ、非出水期間内(12月~3月)の完成が可能となり二重締切りが不要となることが判った。しかし、そのためには冬期間における築堤盛土施工において期間内に所定の品質を確保することが必要となるため「通年施工化技術指針」に基づいた施工計画を立て樋門及び築堤の機能が確実に発揮できる様な現場条件の確保にむけ新たな取り組みを行ってきた。本報告は、設計VEの精神である「最低のライフサイクルコストで必要な機能を確実に達成する」を目標に、試験フィールド事業として実施された美原37線樋門工事の冬期盛土について報告するものである。 |
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