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 浚渫土砂の活用について(利用不能土と考えられる盛土材の活用・第2報)

作成年度 2000年度
論文名 浚渫土砂の活用について(利用不能土と考えられる盛土材の活用・第2報)
論文名(和訳)
論文副題 平成12年度(河-22)
発表会 平成12年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成12年度技術研究発表会
発表年月日 2001/03/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
工藤勝成
酒井良平
安藤道男
抄録
現在石狩川下流で進められている浚渫工事は、年間40~50万m3規模で行われており、その浚渫土砂はそのままでは築堤盛土材としては不適当なため、ほとんどが河川敷内に存置されている。一方、近年の石狩川下流域では良質な築堤盛土材の確保が困難な状況となってきている。これらのことを鑑み、浚渫土砂の築堤盛土材としての有効利用について平成10年度より検討を行ってきた。現地調査により浚渫土砂は概ね粗粒砂、砂質土、高含水粘性土、泥炭に分類でき、これらの土は築堤材料としての粗粒分布、自然含水比、施工性の面から利用不能土の扱いをしてきた。このため平成10年度において室内配合試験を実施しすべての土砂に対して改良を加えることにより有効利用できることが見いだされた。これらの結果を踏まえ平成11年度には、小規模な試験施工を実施し実際の施工条件(機械施工)での改良効果の認識を行いほぼ室内試験と同様な効果が確認された。昨年度はこれらの結果について報告している。今年度は実際の工事の施工について、石狩川下流域の築堤工事にて試験施工を実施し、その結果について報告するものである。
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