作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | ロールプレイング方式による防災演習について(豊平川の氾濫を想定して) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成11年度(共-25) |
発表会 | 平成11年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成11年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2000/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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角張精一 | |
中津川誠 | |
吉田俊雄 |
抄録 |
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予想を大きく上回る災害への減災対応は危機管理と言われ、今年の福岡や東京で相継いだ地下での溺死災害など、その必要性が今日的意味を持ってクローズアップされている。180万都市札幌も地下鉄・地下街など数多くの地下空間を有し、町の中心部は大半が治水上注意を要する豊平川の氾濫源であり、これらが相俟って、豊平川がまともに溢れると、都市機能に致命的なダメージを及ぶことは明白である。まさに危機管理の考え方が必要不可欠となり、災害発生源の豊平川を管理する我々が何をすべきかがポイントとなる。現在行われている多くの防災訓練(演習)は、既知のシナリオに従って当事者が淡々と作業をこなしていくもので、必ずしも実効性がある危機管理のトレーニングとなっていない。本報告においては、より実践的な対応をトレーニングするため、演習者に役割を割り当て、対応によって状況が逐次変化し、実際に近い状況がつくり出される「ロールプレイング方式」による防災演習を実施した結果を報告するものである。 |
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