作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 自動車塗膜に及ぼす凍結防止剤の影響評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成11年度(道-2) |
発表会 | 平成11年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成11年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2000/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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及川秀一 | |
大沼秀次 | |
川村浩二 |
抄録 |
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車両のスタッドレス化により、冬期間における道路交通の安全性・円滑性を図るために各道路管理者は、様々な雪氷路面対策を行っている。その中でも凍結防止剤の散布は、比較的安価で容易に場所を選ばず、作業することができることから、スパイクタイヤの規制以降、北海道開発局では散布機械の増強もあって散布量が増加してきている。しかしながら、凍結防止剤の使用による社会的影響として、周辺環境に及ぼす二次的影響が懸念される。これらは、植生、土壌、河川水及び湖沼といった自然環境に対するものと、橋梁等のコンクリートや鋼構造物及び走行車両の金属部等のいわゆるハードに対する影響が考えられ、古くから凍結防止剤を大量使用している諸外国も含め、近年、国内においても調査研究が進められてきている。しかし、散布後の飛散した凍結防止剤が走行車両の塗膜に付着することによる影響を調査した研究報告等は、公表されたものが見当たらないことから、調査されていないと考えられる。そこで、著者らは、冬期間に実際に散布されている数種の凍結防止剤を用いて、実車両に施されている塗装塗膜に対する影響の試験調査を行った。 |
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