国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 すべり止め舗装の効果と耐久性について

作成年度 1999年度
論文名 すべり止め舗装の効果と耐久性について
論文名(和訳)
論文副題 平成11年度(道-9)
発表会 平成11年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成11年度技術研究発表会
発表年月日 2000/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
大沼秀次
稲沢公良
吾田洋一
抄録
車両走行の安全性にとって、タイヤと路面のすべり抵抗は最も基本的かつ重要な要素である。近年、積雪寒冷地域では冬期においては非常にすべりやすい雪氷路面の出現や、夏期においても湿潤路面でのすべりが問題となるケースが散見され、何らかの対策が望まれている。路面のすべり抵抗を高める工法の一つに、粒径数ミリの骨材を路面に接着し粗度を高める「すべり止め舗装」がある。本工法は路面のすべり対策として全国で数多く施工されているが、積雪寒冷地域においては、除雪作業による剥離や、ブレード切羽による表面の平滑化など耐久性及び性能の持続性の面から必ずしも満足のいくものではなかった。そこで、開発土木研究所では除雪ブレードに対する耐久性が十分に期待できる積雪寒冷地型の樹脂系すべり止め舗装を開発した。本文では、その耐久性を試験するとともに路面凍結時のすべり特性と一般国道における速度抑制効果について調査を行った結果を報告する。
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