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 軟弱地盤対策における工法の施工例について

作成年度 1999年度
論文名 軟弱地盤対策における工法の施工例について
論文名(和訳)
論文副題 平成11年度(道-24)
発表会 平成11年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成11年度技術研究発表会
発表年月日 2000/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
野口貴生
松本朋也
畠直哉
抄録
美幌町北側に建設されている一般国道39号「美幌バイパス」は、美幌市街北西部(美禽地区)から網走川を横断し、女満別空港に至る全延長約7.9kmの高規格道路である。工事は、起点から網走川を横断し、美幌ICまでの1工区、報徳地区の丘陵及び沢部を通る2工区、女満別空港付近の3工区に分けられている。現在工事は1工区~2工区にまで至っており、このうち1工区(約3.2km)については、平成12年度供用を目指し工事も大詰めを向かえている。上記1工区の最大の特徴としては、SP=2030~4320の網走川の氾濫原堆積物(泥炭や粘性土)が分布する「軟弱地盤」上に、軟弱地盤解析を基にした諸工法を採用した高盛土や橋梁等の施工を実施したことにある。これら、軟弱地盤上道路盛土対策としては、緩速載荷工法や押え盛土、地盤改良等の様々な対策を行っている。その対策工の採用に当たっては、解析結果から得られた円弧すべりによる安定計算や沈下に対する供用開始後の残留沈下量の検討はもちろんのこと、用地や時間的な制約条件及び経済性・安全性を総合的に勘案して選定されるものである。本報告は、 「美幌バイパス」工事におけるこれら軟弱地盤対策工法とそれらを採用する上での選定方法を概略説明し、それら施工例を紹介するものである。
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