作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | 樽前山における火山災害予想区域の設定について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成10年度(ダ-10) |
発表会 | 平成10年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成10年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1999/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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渡辺和好 | |
手代木隆二 | |
廣瀬純司 |
抄録 |
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火山災害予想区域図は、火山噴火によって想定される火砕流、火山泥流、溶岩流などの土砂移動現象の影響範囲と影響程度を示したものである。樽前山では、1739年の噴火規模を想定し、火砕流、融雪型火山泥流、2次泥流を対象として、数値シミュレーションにもとづく火山災害予想区域図を作成し、施設配置計画などの基礎資料とした。火砕流及び火山泥流の数値シミュレーションの実施にあたっては、デジタルマップのメッシュ間隔の設定や、地形条件による火山泥流の流出過程を考慮したkinematic wave法によるハイドログラフの検討、火砕物の粒径、密度など物性値の試験などにより解析条件の制度向上が図られてきた。本報告では火砕流と火山泥流を取り上げ、これらの解析条件の設定手法を紹介するとともに、各解析条件が数値シミュレーション結果におよぼす影響について評価し、火山災害予想区域の設定上の意義について考察を行った。 |
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