作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | 砂防空間における物理的要素と生息生物 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成10年度(ダ-12) |
発表会 | 平成10年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成10年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1999/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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堀田伸之 | |
山口昌志 | |
小林伸行 |
抄録 |
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日本の河川は急勾配であるため、降雨による山地崩壊および土砂移動が激しいのが特徴である。従って、下流市街地の保全を目的とした砂防事業は欠くことの出来ない施策であるが、砂防施設の設置が必要とされる渓流は、優れた景観や自然環境を有している場合が多い。砂防事業による、環境変化の把握、あるいは変化予測のための環境調査は従来から実施されているところであるが、現在行われている環境調査は、種の確認が主体となっている面もある。そこで、本検討では砂防事業が実施される場合、最初に変化が伴う地形等の物理的要因に着眼し、その変化が動植物に変化をもたらすという過程を念頭におき、簾舞川において物理的調査・環境調査を実施した。また、渓流環境を評価するために、渓流だけではなく流域全体での特徴や各種調査の調査手法などについて検討を行った。以上から砂防空間の物理的要素と生息生物との関係を把握し、砂防事業による環境変化の予測・保全対策を策定するための基礎資料とする。 |
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