作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | ダム貯水位の観測精度向上に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成10年度(ダ-15) |
発表会 | 平成10年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成10年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1999/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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中村真二 | |
石田享平 | |
高瀬貞雄 |
抄録 |
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ダム貯水池への流入量推定は、ダムの操作運用にとって非常に重要な問題である。現在、大部分のダムにおける流入量推定は、貯水池の水位変化から貯留量の増減を推定しこれに放流量を加えて流入量とする方法によって行われているため、貯水位の測定誤差がダム貯水池への流入量の推定精度に大きく影響している。定山渓ダム貯水池では、1㎝の水位計測誤差が約2万トンもの貯水量推定誤差をもたらす。しかし、貯水池の水位データはセイシュ・風波などをはじめとする様々な水面変動による誤差を含んでおり、静水面での水位を捉えることは非常に難しい問題である。そこで、ダム貯水池においてどのような水面変動が起きているのかを把握し、かつその水面振動の特性を知ることはダム操作にはきわめて重要な課題である。本研究は、定山渓ダム貯水池に縦断的に設置し水位計の同時観測データから貯水位振動特性を解析し、振動要因を把握するとともに観測水位に含まれている誤差を分離して真の貯水位を求めるための手法を検討したものである。 |
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