作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | ダム管理支援システムの構築について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成10年度(ダ-16) |
発表会 | 平成10年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成10年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1999/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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坂井信行 | |
工藤勇 | |
数田茂 |
抄録 |
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ダムは下流河川の流況に対して重大な影響を及ぼしうる河川工作物であるが、適切な人為操作を前提として設置されている点では他の多くの河川管理施設とは際だった特異性を有する施設である。この適切な操作を担保するには、土木施設、機械・電気設備や電子機器などの適正な維持管理と操作人員の専門家化とが必須要件であると考えられる。後者を支える手段としてミニコンピュータの導入などが一定の効果を上げつつあるが、一方では重要な操作をブラックボックス化することで新たな課題も顕在化しつつあるように思われる。また、人事異動を前提とする一般行政職員のダム操作専門家化を求めることにはおのずから限界があることから、ダム管理は想像以上に困難な構造的な問題を抱えている。豊平川ダム統合管理事務所では定山渓ダムをモデルに、これまで造りあげてきたダム管理システムの利点を最大限に活用すると共に短所を補完し、ゲート操作卓の前に座った技術者が自信を持ってゲート操作を行えるようなダム管理支援システムの構築を行い、その一部が試運転段階に到ったのでここにその概要を報告するものである。 |
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