国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 土壌呼吸量と團場生産性について

作成年度 1998年度
論文名 土壌呼吸量と團場生産性について
論文名(和訳)
論文副題 平成10年度(農-8)
発表会 平成10年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成10年度技術研究発表会
発表年月日 1999/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
中山博敬
吉田英人
大野隆
抄録
筆者らの研究室では、作物光合成速度の指標となる炭酸ガスフラックス(植物群落と大気との間の炭酸ガス移動量)の遠隔計測システムを開発し、北海道の大規模畑地において観測を継続している。作物群落での炭酸ガス収支は、群落上面(大気)での出入り及び土壌中からの放出等(土壌呼吸)から成り立つ。このうち群落上での炭酸ガス収支については、既に多く報じられているが、一方、畑地の土壌呼吸量についての知見は少なく、炭酸ガス収支に占める土壌呼吸の役割等を明らかにする必要がある。また、土壌呼吸量の特徴は、土壌中の植物(根)や微生物などによる活性をも表現するものであり、筆者らは、土壌呼吸量の計測からこの土壌の活性を評価する方法を検討している。本報告では、いくつかの團場で計測した土壌呼吸の特徴について報告するものである。
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