作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | 畑地かんがい貯溜池基礎造成工法検討(ソイルセメント基盤造成) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成10年度(農-14) |
発表会 | 平成10年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成10年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1999/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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大川康広 | |
加藤昌明 | |
松尾幸夫 |
抄録 |
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西士幌地区の澱粉廃液による肥培かんがいは、澱粉廃液中に含まれる肥効成分を農地に還元し、これによる地力増強、および作物の増収を目的として、昭和44年~昭和55年に総合農地開発「西士幌地区」で一連の施設整備が行われた。このシステムは、地域の澱粉工場から圧送されてくる澱粉廃液を4号・5号貯溜池に貯溜し、これをポンプアップ方式で高台の調整池に送り、調整池から受益地内へ自然流下にて配水している。施設は、造成後20年以上経過しているため、老朽化に伴う機能低下が著しい状況にある。特に5号貯溜池は、平成5年に漏水事故を起こし、その後は4号貯溜池のみの変則的な施設運営となっており、かんがい計画や土地改良施設の維持管理にも支障をきたしているところである。このようなことから、国営造成土地改良施設整備事業「西士幌地区」では、かんがい施設の機能回復を目的に平成8年度から事業に着手しており、これまで貯溜池の損傷および漏水の原因究明とその対策について調査検討を行ってきた。本報告は、現況調査と構造設計のための各種室内試験および現地試験施工についてその内容をまとめたものである。 |
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