作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | 混成堤における越波水の打ち込み特性と被覆材の安定性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成10年度(港-26) |
発表会 | 平成10年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成10年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1999/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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早川哲也 | |
木村克俊 | |
林忠志 |
抄録 |
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混成堤の基礎捨石マウンドは来襲波浪による散乱や変形を生じないように十分な重量を有する石やコンクリートブロックにより被覆される。防波堤港外側のマウンド被覆材については、谷本ら(1982)や高橋ら(1990)により十分な検討が行われており、設計波浪に対して適切な重量を算定することができる。また、近年では須藤ら(1995)により変形を許容した重量算定法も提案されており、マウンド機能を損なわない程度に重量を低減することができる。これに対して、港内側のマウンド被覆材については港外側重量の25~50%の値が経験的に使用されている。適切な安定重量の算定が可能となれば、条件によっては被覆港が省略され工費の縮減も期待できる。さらに、堤体の滑動抵抗を高めるための背後盛石や水産協調を目的とした小段を港内側に設置するような構造であっても、設計波浪に対して適切な被覆材の重量を算定できる。そこで本研究では数値計算および水理模型実験により越波水の打ち込み特性と港内側マウンド被覆材の安定性についての検討を行った。これらの結果に基づいて、被覆材の移動特性を明らかにするとともに安定重量の算定法を提案した。 |
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