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 失われつつある河口干潟の保全・再生をめざして-鵡川河口部における環境の保全をめざした地域の取り組みについて-

作成年度 1999年度
論文名 失われつつある河口干潟の保全・再生をめざして-鵡川河口部における環境の保全をめざした地域の取り組みについて-
論文名(和訳)
論文副題 平成11年度(河-11)
発表会 平成11年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成11年度技術研究発表会
発表年月日 2000/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
久保徳彦
秋本俊一
久野俊一
抄録
一級河川鵡川の河口周辺の干潟環境は、海岸侵食により数百メートルに及ぶ汀線の後退が見られ、渡り鳥の生息環境に大きな影響をもたらしてきている。失われつつある豊かな河川環境を次世代に引き継ぐためには、ハード面だけでなく、河川環境の現状認識と環境保全に対する教育活動などのソフト面の対応も重要である。また、貴重な自然環境の保全、豊かな水辺空間の創出など、多様化する国民の河川へのニーズに対して、これまでの河川管理手法による対応では不充分である。鵡川では、地元自治体・地元自然保全活動団体代表・地元有識者などからなる懇談会を設け、住民参加型の事業展開(グラウンドワーク運動)を念頭に、地域との合意形成システムの確立に向けた試みと、「よりよい国土をつくる」という原点に立ち返り、鵡川河口の自然環境の保全・再生を目指している。
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