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 CVMによる網走湖の環境価値調査

作成年度 1999年度
論文名 CVMによる網走湖の環境価値調査
論文名(和訳)
論文副題 平成11年度(河-15)
発表会 平成11年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成11年度技術研究発表会
発表年月日 2000/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
西村弘之
山越明博
矢部浩規
抄録
網走湖は日本で16番目、北海道では7番目に大きな湖で、豊かな自然が残されており、国定公園に指定されている。また、網走湖は網走川によってオホーツク海と結ばれているため、干満によって海水が流れ込み、河川水(淡水)と海水が混じり合った汽水湖であり、上部は淡水層、下部は塩水層という、強固な二層構造となっていることが特徴である。しかし、近年網走湖では河川からの汚濁負荷が増大したこと等によりアオコ、青潮がたびたび発生し、観光、漁業等の地域産業及び流域住民にとっても大きな問題となっている。以上より、当建設部においては平成5年度から直轄河川環境整備事業に着手し、流域自治体と連携した網走湖浄化対策に取り組んでいるところであるが、今後の浄化対策推進にあたっては、地域の方々の理解と協力が不可欠であり、そのためには地域の方々の網走湖の環境に対する価値観を定量的に把握する必要がある。本報告は、従来の費用便益分析では計測できなかった公共事業による浄化対策の経済効果を、近年世界的に行われているCVMにより流域住民等の意識データから定量的に把握するための調査、並びに網走湖の環境に対する要求レベルと認知度を調査したので報告するものである。
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