作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 浚渫により発生する濁水改善のための検討について-迂流式沈砂池の機能評価- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成11年度(河-21) |
発表会 | 平成11年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成11年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2000/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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小川長宏 | |
中津川誠 | |
石谷隆始 |
抄録 |
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石狩川における浚渫工事において発生する高濁の浚渫水は、河川環境への影響に配慮して適正に処理し、河川に排出することが求められている。このため、現在は凝集剤を使用した凝集沈殿方式によって対応しているが、著しい高濁水の流入がある場合や濁質の種類によっては、凝集剤の投入に見合った効果が得られない場合もあり、高コスト抵抗率の実態が現場を悩ませている。また、昨年度は凝集処理前の沈砂地で短絡流が生じ、沈砂効率が著しく低下するというような問題もおきている。上記問題の解消を図るため、凝集沈殿処理の前に沈砂地の水流を迂流させて沈殿効率を高めた方式(迂流式沈砂池)を検討した。これは、様々な要因で変動する浚渫時の流入濁質のピークカットを行い、凝集沈殿処理への負担を少しでも低減させようと意図したものである。濁質の量的・質的性状と迂流式沈砂地の効果を評価した結果、それが著しい効果を上げたことが明らかになったので、それを報告する。 |
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