国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 新桂沢ダム嵩上げ施工時に発生する引張応力の解析と対策手法について

作成年度 1999年度
論文名 新桂沢ダム嵩上げ施工時に発生する引張応力の解析と対策手法について
論文名(和訳)
論文副題 平成11年度(ダ-12)
発表会 平成11年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成11年度技術研究発表会
発表年月日 2000/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
岡部博一
京田悟
高橋幸一
抄録
幾春別川総合開発事業は桂沢ダムの嵩上げによる再開発と新たに三笠ぽんべつダムを建設する2ダム一事業である。桂沢ダムは昭和32年に建設された道内初の直轄多目的ダムである。新桂沢ダムは、この桂沢ダムを11.9m同軸崇上げし、治水・利水・環境容量の拡張を目的としている。現桂沢ダムは洪水調節および、かんがい・水道・発電用水の供給(11-1~6-14は洪水調節を行っていない。また、周辺環境を保全する流量は確保されていない。)を担っている。ダム建設中も発電以外の現有の機能については確保する計画であるため、施工中にも貯水、放流を行わなければならない。これによってダム貯水位が変動し、これに伴い堤体が上下流方向に変位する。このことにより、堤体に許容応力度以上の引張応力が発生することが予想される。既往の嵩上げダムでは水位低下による引張応力に対して設計段階で対応策を考案した事例は見当たらず、施工状況に応じて対処が行われている。本報告では施工中の水位変動による引張応力の特性を検討し、この引張応力に対する対策手法の検討を行うものである。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.