作成年度 | 2000年度 |
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論文名 | 光ファイバセンサを用いた構造物等の変状測定技術の開発 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成12年度(共-15) |
発表会 | 平成12年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成12年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2001/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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中井健司 | |
池田憲二 | |
日下部祐基 |
抄録 |
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従来、土木構造物の安全性の評価方法としては、歪みゲージなどの電気的なセンサを用いて損傷の発生、進展の程度などを測定する方法が一般的にとられている。これらの方法では、センサを設置した位置、いわゆる「点」の情報が得られるのみである。構造物の変状を「線」あるいは「面」として捉える計測をするためには、多くのセンサを必要としコスト高となる。さらに各々のセンサに電源などを供給するためのケーブルおよび信号ケーブルが必要となり、センサの設置や継続的な計測をする際の維持管理の面からも問題点が多い。そこで、これらの解決策として近年次世代のセンサとして注目されている光ファイバセンサに着目し研究を進めている。この技術は、光ファイバ自体をセンサとして光ファイバケーブルの長さ方向に発生した歪みを測定するものである。このセンサを土木構造物の計測に適用することで、従来の「点」の情報から「線」もしくは「面」として広範囲にわたる連続的な情報が得られる可能性がある。本報告では、これまで行ってきた基礎実験および実証実験結果から、光ファイバセンサの土木構造物への適用性と今後の課題について述べる。 |
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