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 一般国道230号無意根大橋付近の地すべりの応急対策と施工評価技術

作成年度 2000年度
論文名 一般国道230号無意根大橋付近の地すべりの応急対策と施工評価技術
論文名(和訳)
論文副題 平成12年度(共-21)
発表会 平成12年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成12年度技術研究発表会
発表年月日 2001/03/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
小田嶋正之
山田弘幸
今野久志
抄録
平成12年5月に発生した一般国道230号無意根大橋大橋の上流側で発生した地すべりは、本橋梁の橋脚に達する他、橋梁下の薄別川を堰き止めた。結果的に橋梁に対する被害は極軽微であり道路交通の安全上は問題とならなかったが、崩積土再移動による橋梁への影響を考慮し応急対策を行うこととなった。特に重要な路線での自然災害発生時には、道路構造物などに大きな被害はなくても、二次災害による影響が懸念される場合には迅速に対策を行わなければならず、一般の道路構造物設計とは異なる手法をとる必要がある。このことから本応急対策では、工法検討、事前実験、現場施工、現地計測・実験、施工評価のフローにより対策を進めた。報文では、初期の応急対策の内、地すべり末端部の河川堰き止め土砂を撤去するにあたり、崩積土の再移動を抑制するために実施した押さえ盛土の施工を通して、これらの対策手法を報告するものである。なお、緊急対策は参考文献にゆずる他、恒久復旧は森林管理者が行うこととなっている。
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