作成年度 | 2000年度 |
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論文名 | 北海道における中温化舗装の検討について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成12年度(道-10) |
発表会 | 平成12年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成12年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2001/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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森一宏 | |
高橋守人 | |
安倍隆二 |
抄録 |
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中温化舗装技術は、アスファルト混合物に添加剤を加えることで、従来の混合物と比較して30℃程度低い混合温度を可能にし、混合時の二酸化炭素発生量を削減する地球環境にやさしい舗装技術である。中温化舗装技術により現場での敷均し温度や転圧温度を下げることが可能となるため、舗装から交通開放までの時間が短絡でき、夜間修繕後に発生しがちな温度低下しないまま開放したことによる初期わだちの発生の軽減にもつながる。また、通常の混合温度で出荷した場合、従来の混合物に比べて低い温度領域での転圧作業が可能となり、従来より長い作業時間を確保することが出来る。これは寒冷期にアスファルト舗装を行う場合に問題となる混合物の急速な温度低下により、十分な密度が得られない場合に対し、寒冷期において十分な締固め度を得る技術としての活用が期待されている。本文では、北海道における中温化舗装技術の有効性について試験施工を行い、夏期は交通解放時間の短縮や初期わだち防止のため、寒冷期には十分な締固め度を得られる方法として実施した中温化舗装の試験施工の結果について報告する。 |
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