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 一般国道12号江別市豊幌地区における軟弱地盤処理の工法評価と一提案

作成年度 2000年度
論文名 一般国道12号江別市豊幌地区における軟弱地盤処理の工法評価と一提案
論文名(和訳)
論文副題 平成12年度(道-17)
発表会 平成12年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成12年度技術研究発表会
発表年月日 2001/03/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
工藤嘉彦
村上勉
佐野法彦
抄録
一般国道12号豊幌地区改良工事においては、軟弱地盤処理としてDJM工法を用いている。本工区の改良諸元は改良率50%、深層処理深さは約9mである。軟弱地盤対策工法のひとつであるDJM工法は軟弱地盤中の粉粒体の改良材を供給し、強制的に攪拌混合することにより土と改良材を化学的に反応させて、土質性状を安定なものにするとともに強度を高め、盛土等のすべり破壊防止および沈下低減に対して十分な効果を発揮する工法である。ここ近年においては、軟弱地盤対策工法として数多く採用され施工実績を有するに至っている。一般に、DJM工法での改良体の強度は196kN/m2とされているが、実際の荷重を考えた場合には、49kN/m2程度でもよいと諸外国で規定されている。また、品質管理の方法は、3点の強度を平均したものでかなりのバラツキがあっても問題ないとされている。このような実状をふまえて、サンプリング箇所での強度の違い、テストピースでの試験の方法をレビューしたところ、試験法によっていも品質が異なる結果がでることからこれらを紹介するものである。
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