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 国営総合農地防災事業頓別中央地区の効果について

作成年度 2000年度
論文名 国営総合農地防災事業頓別中央地区の効果について
論文名(和訳)
論文副題 平成12年度(農-2)
発表会 平成12年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成12年度技術研究発表会
発表年月日 2001/03/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
長畑昌弘
宮崎範光
佐藤修
抄録
頓別中央地区は、全国初の国営総合農地防災事業(泥炭地型)地区として、平成11年度に事業を完了した。本地区は、枝幸郡浜頓別町に位置する酪農専業地帯で、泥炭土壌に起因した地盤沈下の進行による農用地、農業用排水路及び農業用道路の機能低下が著しく、牧草のたん水、過湿被害の発生や排水不良による収量低下、農作業の効率低下、農業用排水路及び農業用道路の維持管理費の増大等が生じていた。このため、地区内の農用地、農業用排水路及び農業用道路の機能回復を行い、農業生産の回復によって農業経営の安定を図ることを目的といて本事業が実施された。本報告は、事業効果の中で、泥炭土壌に起因した農用地の機能回復状況及び受益農家の経営改善状況について調査した。また、関連する他産業に対しても新たな生産増加をもたらす経済波及効果について、産業連関分析手法を用いて考察したものである。
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