作成年度 | 2000年度 |
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論文名 | 送水系パイプラインにおける落差調整技術の検討(札内川第二地区更生送水路) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成12年度(農-14) |
発表会 | 平成12年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成12年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2001/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土田健介 | |
玉井善章 | |
四戸孝司 |
抄録 |
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最近の畑地かんがい地区では、地形・土地条件等の拘束により段丘高位部に設けた分水工から平坦部耕作地に向けて短区間・高落差で用水路線が配置され、余剰落差が数十mにもなる所がある。これに対して、開水路流れの常流暗渠工とサイホン工に、多連落差工やバッフルシュート工等を組合わせた複合用水路や、セミクローズドパイプライン方式で、余剰落差の調節を図る方式を採用してきたが、未減勢エネルギーの増幅や維持管理面で困難なものがあり、減勢・調圧機能確保の面で問題があった。本報文は、国営札内川第二地区で利水管理の容易性の観点からオープンタイプパイプライン形式を採用した更生送水路の直下流部が、道路・民有地に近接した手狭な斜面地形で高落差となる中で、下流パイプラインの配管拘束から落差調整後の流水の安定性を確保することが最も重要な課題である。このため、送水系用水施設の役割を踏まえ、落差調整方法に減勢効率の高いイボ粗度静水池を採用し、跳水の安定・減勢後波状の静穏化、施設規模の縮小化を図った検討内容を述べたものである。 |
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