| 作成年度 | 2000年度 |
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| 論文名 | 常呂地区第1幹線排水機場の樋門設計について |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | 平成12年度(農-15) |
| 発表会 | 平成12年度技術研究発表会 |
| 誌名(No./号数) | 平成12年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 2001/03/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
|---|---|
| 刀祢豊 | |
| 大久保純一 | |
| 北野美三男 |
| 抄録 |
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| 従来から、河川の堤防を横断して建設される樋門の構造は、止水性、耐久性を求める観点から、鉄筋コンクリート構造を原則としていた。また遮水壁、胸壁等が設けられる場合は、それらと函体を一体構造とすることが容易な遠心力鉄筋コンクリート管、鋼管及び鋳鉄管などを使用し、その外側を鉄筋コンクリートで巻き立てる構造としてきた。一方、樋門の函体と堤防盛土は、それぞれの重量や剛性等の相異から密着し難く、特に軟弱地盤に建設される支持杭基礎の樋門では、函体と基礎地盤や堤体盛土との接触面に空洞が発生し易い。これが、洪水時における堤防の安全性を脅かす重大な課題として指摘されてきた。このことから、軟弱地盤に建設する樋門の形式選定に当たっては、堤防の弱点とならないように、基礎地盤の沈下量及び基礎地盤の特性を考慮し、従来の支持杭基礎による「剛支持樋門」だけでなく、樋門の全体を柔構造とし、基礎を柔支持とする「柔構造碑門」を含めた、形式及び構造の検討を行う必要がある。国営造成土地改良施設整備事業常呂地区で建設する第1幹線排水機場の排水樋門は、基礎を柔支持とした「柔構造樋門」を採用した。ここでは、その設計事例を紹介する。 |
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