作成年度 | 2000年度 |
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論文名 | 元地漁港における自然調和型防波堤の効果について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成12年度(港-12) |
発表会 | 平成12年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成12年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2001/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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藤池貴史 | |
佐藤正美 | |
永田晋一郎 |
抄録 |
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元地漁港は、日本最北端の島である礼文島南西部に位置する第4種漁港である。本漁港は、地先沖合は有数の漁場として知られる武蔵堆や礼文堆に近く、また地先沿岸ではコンブ、ウニ等の磯根資源が豊かな海域である。しかしながら、近年周辺岩礁域では、身入りの悪いウニが高密度に分布し、コンブをはじめとする大型海藻類の分布がなくなる「磯焼け現象」が確認されており、磯根資源の減少が危惧されている。このような背景の中、水産庁の自然調和型漁港づくり推進事業の一環として、当漁港では周辺の生態系バランスの保持を図り、周辺漁場への影響を緩和するため、藻場創出機能を付加した傾斜堤背後小段の施工を行った。これまで、傾斜堤背後小段を含めた自然調和型防波堤の効果については、本研究発表会でもいくつかの報告がなされている。しかしながら、防波堤建設前からの周辺環境の変化や変遷についての報告はあまりなされていない。そこで本報告では、防波堤建設前から現在までの周辺環境調査結果から、動植物種の変遷に着目し、自然調和型防波堤の効果について報告する。 |
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