作成年度 | 2001年度 |
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論文名 | 掃流砂により形成される交互砂州の非定常流下での挙動 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 北海道開発土木研究所月報第576号 |
発表年月日 | 2001/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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環境水工部環境研究室 | 渡邊 康玄(WATANABE Yasuhsru) |
Department of Civil and Environmental Engineering University of Trent | マルコ トゥービーノ(TUBINO Marco) |
Department of Civil and Environmental Engineering University of Trent | グイド ゾレッズィ(ZOLEZZI Guido) |
抄録 |
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河床に形成される交互砂州は、流れを蛇行させ水衝部や局所的な深掘れを形成す る。交互砂州は河道災害の発生と密接に関係していることから、その発生条件や形 態について多くの研究が行われてきた。これらの研究の多くは定常流下での砂州の 挙動の把握であり、時間的に流れの変化する洪水時の挙動把握は、流れの変化の速 度に比較して砂州の形成時間が極めて長いため非定常流による影響は大きくないと の理由から行われてこなかった。しかし、災害の発生は、非定常性の強い降雨洪水 時にも見られ、流れの非定常性の影響も検討する必要があると考えられる。このた め、非定常流の下での交互砂州の挙動について把握することを目的とし、水理実験 および線形安定解析を行った。その結果、非定常流下での砂州の挙動は定常流下の 挙動と異なり、洪水のハイドロに対して、ある位相を持つとともに、洪水期間中の 発達に関する履歴が影響することが判明した。また、本研究で行った線形安定解析 により、洪水時の砂州の挙動をある程度捉えることが可能となった。 |
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