作成年度 | 2001年度 |
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論文名 | 耐寒剤を用いた寒中コンクリートに関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 北海道開発土木研究所月報 第580号 |
発表年月日 | 2001/09/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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材料研究室 | 嶋田 久俊(Hisatoshi SHIMADA) |
釧路開発建設部 根室港湾事務所(元材料研究室研究員) | 佐々木 智之(Tomoyuki SASAKI) |
材料研究室長 | 田口 史雄(Fumio TAGUCHI) |
抄録 |
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冬期施工は、一般に工事費が割高となるが、通年施工の観点から合理的な施工法の確立が望まれている。著者らは、これまでに低温下においても強度発現を可能にする耐寒剤を用いた寒中コンクリートについて種々の検討を行ってきた。しかし、その後種々の耐寒剤が開発されており、これらを用いたコンクリートの諸特性について明らかにする必要が生じてきた。本研究では、耐寒剤を用いたコンクリートの圧縮強度、乾燥収縮、耐凍害性に及ぼす耐寒剤の添加率および養生条件等の影響について検討した。また、細孔組織や気泡組織についても検討を加えた。その結果、耐寒剤の添加率が増えるほど強度発現が早く、耐凍害性も向上するが、乾燥収縮も大きくなることが判明した。また、耐寒剤を用いることにより細孔量が小さい緻密なコンクリートとなること等が明らかとなった。 |
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