作成年度 | 2001年度 |
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論文名 | 積雪下面からの流出量測定におけるライシメータ受水部の大きさによる影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 北海道開発土木研究所月報 第581号 |
発表年月日 | 2001/10/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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河川研究室 | 山崎 真一(YAMAZAKI Shin-ichi) |
抄録 |
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融雪水は貴重な水資源であると同時に災害の危険をもたらすものであり、自然界においては土砂、栄養塩類等を輸送する大きな役割を果たしている。河川管理の観点からすると、主要な河川では河道整備が進んできており一般災害が生ずるような融雪出水は少なくなっているが、融雪出水が長期間にわたること、降雨・暖気等の気象要因により非洪水期に比較的規模の大きな出水となる場合があることから、融雪出水の予測は、ダム、放水路等で洪水時の体制、放流計画等を判断する上で特に重要であると考えられる。 融雪量予測の基礎データとなる積雪下面から流出する融雪水量はライシメータによって計測されるが、基本的な原理は雨量計と何ら変わるものではない。しかし、融雪現象の実態を考慮に入れた場合、どのような受水面積のスケールをとるべきか検討が十分に出来ているとは言い難い。このため、ライシメータの入水部を4m×4mとし、それを1m×1mを8区分、1m×2mを4区分し、合計12区分しそれぞれの融雪水量を計測することによりこの問題について考察した。 |
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