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 暗渠管内の堆泥除去技術としての掃流の室内試験

作成年度 2001年度
論文名 暗渠管内の堆泥除去技術としての掃流の室内試験
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 北海道開発土木研究所月報 第583号
発表年月日 2001/12/20
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土壌保全研究室小野 学(ONO Manabu)
土壌保全研究室長石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo)
抄録
農業農村整備事業のほ場整備の一工種に、ほ場の排水性向上を目的として、地中に排水管を敷設する暗渠排水がある。暗渠排水の機能不良の要因に堆泥による暗渠管の目詰まりがあり、堆泥を管内流量の多いときに掃流し、管外に排除する事は計画基準等に記載されている。しかし、そのための暗渠管内の流量や傾斜などは明示されていない。そこで、堆泥が掃流される条件を明らかにするため、暗渠管を模した装置で、堆泥となる土の種類、時間当たり流出水量及び暗渠管の傾斜度を変えた室内試験を行った。試験条件について、傾斜は0.3°、0.5°、0.7°、0.9°までの4段階で、堆泥の種類は標準砂、排水不良を引き起こす重粘土性土壌を乾燥・粉砕した乾土、そして同じ重粘土性土壌に水と糖分を添加した還元土の3種類を用いた。堆泥量は乾燥重量で50g、流出水強度は500~6,500ml/分まで設定した。試験結果については以下の通りである。 ① 標準砂は傾斜0.7°・流出1500ml/分以上になると最も流出しやすかった。 ② 乾土では流出開始直後の流出土量が最大となり、その後は漸滅した。傾斜や流出水強度が強くなるに伴い増大した。 ③ 還元土は基本的に流出しにくかった。 ④ 500ml/分程度での掃流効果はほとんどなかった。 ⑤ 標準砂と乾土において、開始直後の流出土量には、傾斜・流量との相関関係(累乗式による近似曲線)がみられ、傾きは標準砂の方が大きかった。 以上により、同一流量においても堆泥の種類や状態及び勾配により、掃流の度合いは大きく異なることが示された。
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