作成年度 | 2001年度 |
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論文名 | 個別型バイオガスプラントの温度環境とエネルギー収支 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 北海道開発土木研究所月報 第584号 |
発表年月日 | 2002/01/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 石田 哲也(ISHIDA Tetsuya) |
土壌保全研究室 | 岡本 隆(OKAMOTO Takashi) |
土壌保全研究室長 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
北海道大学大学院農学研究科 | 松田 従三(MATSUDA Juzo) |
コーンズ・シュマックバイオガス | 福尾 克也(FUKUO Katsuya) |
抄録 |
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北海道江別市で約300頭を飼養する酪農家(町村牧場)の乳牛糞尿バイオガスプラントで温度環境とエネルギー収支を観測した。本プラントでのコジェネレータ(以下、「CG」)は軽油併用である。 ①厳冬期には気温は-10℃を下回り、発酵槽温度も32~33℃に低下する事があった。②バイオガス中のメタン濃度は、冬季に濃度が下がった時を除き、58-60%であった。③CGでの軽油消費量は冬季に増加した。④CGで産出したエネルギーは発電に約50%、一次発酵槽と二次発酵槽の加温に約40-45%が使用され、5-10%が環境に放熱された。⑤冬期間(11月~3月末)のCG投入エネルギー量に対する産出エネルギー量の比は61%、プラントの消費電力量は発電量の11%、投入エネルギーに占める軽油エネルギーの割合は19%であった。⑥372千MJの軽油が消費された冬期間での、プラントの余剰エネルギー(余剰発電量-消費軽油量)は210千MJであった。 |
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