作成年度 | 2002年度 |
---|---|
論文名 | 分岐合流水路における砂州の挙動 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 北海道開発土木研究所月報 第587号 |
発表年月日 | 2002/04/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
旭川開発建設部 サンルダム建設事業所(前北海道開発土木研究所 環境水工部 環境研究室) | 佐藤 耕治(SAITO Koji) |
河川研究室長 | 渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu) |
環境研究室長 | 中津川 誠(NAKATSUGAWA Makoto) |
抄録 |
---|
近年の河川を取り巻く状況は大きく変化している。河川は洪水時に流水を安全に流す機能を有することだけでなく、人や自然にやさしい環境を創出する場としての重要な役割を担っていることが指摘されている。このため、かつて改修した河川を改修以前の自然河川に復元しようという試みが行われようとしている。本研究は、本来蛇行していた河川が直線化された区間において、蛇行復元時における流況や砂州の挙動を把握するための基礎資料を得ることを目的としている。このため、蛇行水路と直線水路を連結させた分岐合流水路を用い、復元すべき蛇行水路と現存する直線水路の双方に通水した場合における砂州の挙動を把握した。実験結果から、分岐合流水路においては直線水路部の砂州の位相が、蛇行水路部の流れに大きな影響 を及ぼすことが示唆された。また、長時間通水した場合に蛇行水路への流入量が減少し、蛇行水路が維持できなくなる状況が発生したことから、堰設置の有無による砂州の挙動に 関して考察した。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |