作成年度 | 2002年度 |
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論文名 | カーブ情報獲得プロセスに関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 北海道開発土木研究所月報 第589号 |
発表年月日 | 2002/06/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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札幌開発建設部 深川道路事務所 (前交通研究室研究員) | 近江 隆洋(OUMI Takahiro) |
交通研究室 | 徳永 ロベルト・アブラハム(TOKUNAGA Roberto A.) |
交通研究室長 | 浅野 基樹(ASANO Motoki) |
北海道大学大学院 工学研究科 都市環境工学専攻 交通システム工学講座 助教授 | 萩原 享(HAGIWARA Toru) |
抄録 |
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北海道の国道における交通事故の問題点の1つに、カーブ区間における事故の致死率が高いことが上げられる。こうしたカーブ事故の対策として、カーブ進入前までにおける曲折方向と緩急の情報提供が重要と考えられる。しかしながら、効果的な情報提供施設を検討する上で、一般のドライバーがどのような情報に基づき、カーブの曲折方向、緩急を認知しているか、カーブ情報獲得プロセスを解明することが必要とされていた。本研究では、カーブ情報獲得プロセスを明らかにするため、走行実験によりカーブ発見地点調査とカーブ形状判定調査を実施した。その結果、曲折方向の認知には昼間は主として形状景観(道路景観自体などで線形を運転者に示す認知材料)を判断材料として用い、夜間では構造物景観(人工的に設置された曲折方向を示す認知材料)を用いていることが分かった。カーブ緩急の認知に関しては、昼夜に関わらず曲線半径、シェブロンを判断材料としていることが分かった。 |
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