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 寒冷海域における摩擦増大用アスファルトマットの耐久性

作成年度 2003年度
論文名 寒冷海域における摩擦増大用アスファルトマットの耐久性
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 北海道開発土木研究所月報 第605号
発表年月日 2003/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
港湾研究室井元 忠博(IMOTO Tadahiro)
港湾研究室窪内 篤(KUBOUCHI Atsushi)
抄録
摩擦増大用アスファルトマットは、重力式構造物の本体底面に使用することで滑動抵抗を増し、所要堤体幅を小さくできるなどコスト縮減に寄与するものである。しかしながら、北海道のように沿岸域の海中温度が冬期間0℃近くまで低下する海域での使用を目的とした摩擦増大用アスファルトマットの長期的な耐久性調査は実施されていないのが現状である。本研究では、寒冷海域で使用されるアスファルトマットの長期耐久性を評価することを目的に、北海道において昭和56年及び平成3年から試験用供試体を海水中に沈設し、これまで試験を実施してきた。その結果、寒冷海域におけるアスファルトの劣化は進行しておらず、摩擦係数も安定していた。
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