作成年度 | 2003年度 |
---|---|
論文名 | 凍結防止剤および海水によるスケーリング劣化の予測に関する基礎的研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 北海道開発土木研究所月報 第610号 |
発表年月日 | 2004/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
材料研究室 | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake) |
材料研究室 | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio) |
耐寒材料チーム | 嶋田 久俊(SHIMADA Hisatoshi) |
抄録 |
---|
我が国では、現在までに数多くのコンクリート構造物が建設されてきた。今後は、これらの構造物を良好に維持し、使いこなしていくことが重要であるが、それに伴う維持補修費の増大が懸念される。維持コストの縮減を図るには、将来の構造物の健全度をあらかじめ予測し、適切な時期に補修や劣化抑制対策を施しておくことが望ましい。そのためには、劣化の進行を事前に予測する手法の確立が必要となる。北海道など寒冷地のコンクリート構造物にみられる特有の劣化現象の一つに、凍結防止剤や海水などの塩水と凍結融解との複合作用によって、表面が剥げ落ちるスケーリングがある。本報では、簡易的な手法を用いて表面局部の品質を把握することで、スケーリングが生ずる可能性を事前に予測できるのではないかと考え、スケーリング劣化の進行を予測する手法の確立に向けた基礎的な検討を行った。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |