作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | セメント安定処理土の長期強度特性 その2-室内実験による検討- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 北海道開発土木研究所月報 第612号 |
発表年月日 | 2004/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質基礎研究室 | 林 宏親(HAYASHI Hirochika ) |
土質基礎研究室 | 西本 聡(NISHIMOTO Satoshi) |
日建設計 中瀬土質研究所 | 大石 幹太(OHISHI Kanta) |
日建設計 中瀬土質研究所 所長 | 寺師 昌明(TERASHI Masaaki) |
抄録 |
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深層混合処理を初めとする化学的地盤改良は構造物の安定性確保や沈下低減などを目的として多くの実施工に用いられている。 セメント安定処理土の長期特性、 特に強度の経年変化としては、 長期にわたって経時的な強度増加を示すことが知られている。 その一方で、 安定処理土の表面から強度低下が生じ、 劣化領域が時間と共に進行するとの報告もある。 本研究では、 セメント安定処理土の長期特性に関し、 次のような観点から一連の室内試験を行い、 安定処理土の強度増加と強度低下のメカニズムについて検討した。 ① 外環境の影響を受けない安定処理土の長期強度特性② 外環境に暴露された安定処理土の表層からの劣化 (強度低下) 進行 その結果、 安定処理土の強度増加と骨格構造の密実化に関係があることが明らかとなった。 また、 カルシウム溶出による強度低下は、 ポーラス化が原因と考えられる。 |
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