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 長期の石狩川の浮遊砂の流砂量の変動と沿岸海域の底質堆積特性

作成年度 2004年度
論文名 長期の石狩川の浮遊砂の流砂量の変動と沿岸海域の底質堆積特性
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 北海道開発土木研究所月報 第617号
発表年月日 2004/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
河川研究室山崎 真一(YAMAZAKI Shinichi)
北海道大学大学院 工学研究科 環境資源工学専攻 助教授山下 俊彦(YAMASHITA Toshihiko)
抄録
石狩湾の沿岸域7地点で柱状採泥を行い、 粒度分析、 コアに含まれるれる貝類の年代測定、 明治期以降に流出量が増加したと考えられる亜鉛の含有量の分析を実施し、 4,000年前頃から近年に至る底質の堆積量、 粒度の変化を調査した。 また、 過去から石狩川で実施してきた浮遊砂調査、 定期水質調査、 水文調査から近年における石狩川から流出する浮遊砂の流砂量を推定した。 その結果、 年代測定から3,000年以前には石狩川からの浮 遊砂の流砂量が多いがその後減少したこと、 亜鉛分析からは近年の90年間に流砂量が再び増加していることがわかった。 一方、 河川の調査データ等から1930年以降には流砂量が増加したが1980年以降には減少傾向にあること、 河川の流砂量が近年の90年間の海域の底質の堆積量とほぼ一致することがわかった。
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