作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 有機性副原料投入が乳牛ふん尿のメタン発酵に及ぼす影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 北海道開発土木研究所月報 第617号 |
発表年月日 | 2004/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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農業土木研究室 | 大深 正德(OFUKA Masanori) |
土壌保全研究室 | 石田 哲也(ISHIDA Tetsuya) |
農業土木研究室 | 中村 和正(NAKAMURA Kazumasa) |
農業土木研究室 | 中山 博敬(NAKAYAMA Hiroyuki) |
抄録 |
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家畜ふん尿を主原料とするメタン発酵では、 一般に、 他の有機物を副原料として適量投入することで、 バイオガス発生量の増大やメタン濃度の上昇が可能であるといわれている。 北海道紋別郡湧別町のバイオガスプラントにおいて、 乳牛ふん尿に廃用牛乳あるいは給食残食を混合した場合のメタン発酵特性に関する現地試験を実施した。 廃用牛乳および給食残食投入時期のバイオガス発生量は、 通常運転時期と比較すると、それぞれ約24%、 約30%の増であり、 ともに増加傾向を示していた。 また、 メタンガス発生量でみても、 約41%、 約32%の増加を示しており、 廃用牛乳、 給食残食ともにガス発生量の増大に及ぼす効果が認められた。 既往の室内発酵試験結果をもとにして、 今回のプラント規模での投入試験と同じ副原料混合率でのガス発生量増加率を推定すると、 廃用牛乳で46%、 給食残食で92%となった。 すなわち、 プラント規模でのガス発生量増加率は室内試験でのそれよりも小さかった。 なお、 その原因は明確にできなかった。 |
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