作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 再生粗骨材中に含まれる塩化物イオンの移動に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 北海道開発土木研究所月報 第618号 |
発表年月日 | 2004/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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材料研究室 | 富田 豪紀(TOMITA Hidenori) |
材料研究室 | 佐々木 愼一(SASAKI Shinichi) |
材料研究室 | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio) |
材料研究室 | 嶋田 久俊(SHIMADA Hisatoshi) |
抄録 |
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本研究はコンクリート構造物から再生された骨材を鉄筋コンクリート用骨材として利用することを目的として行っている。 本実験は、 塩害を受けたコンクリートから再生された骨材を使用した場合の、 鉄筋の腐蝕に及ぼす影響を検討するため、 一手法として電気化学的手法を用い、 再生骨材中に含有している塩化物イオンが移動するか、 また、 移動する場合どのように移動するかの実験を行った。 同時に、 電気化学的手法の適用性についての検討も行った。 通電過程における電子顕微鏡、 EPMAによる等倍・拡大マッピング、 EPMA定量分析の結果から、 塩化物イオンは可溶性の状態で移動し、 かつ、 その移動性状はCSHゲルに吸着するものであると判断できる。 また、 同時に電気化学的手法が照査方法としても有効であると考えられる。 |
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