| 作成年度 | 2004年度 |
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| 論文名 | トンネルの覆工性状を定量化するための一調査手法とその評価 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | 北海道開発土木研究所月報 第621号 |
| 発表年月日 | 2005/02/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 地質研究室 | 岡﨑 健治(OKAZAKI Kenji) |
| 地質研究室 | 伊東 佳彦(ITO Yoshihiko) |
| 地質研究室 | 日下部 祐基(KUSAKABE Yuki) |
| 地質研究室 | 日外 勝仁(AGUI Katsuhito) |
| 東電設計株式会社 水力部 再生可能エネルギーGM (前 東京電力株式会社 技術開発研究所) | 河原 忠弘(KAWAHARA Tadahiro) |
| 抄録 |
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| 現状のトンネルでは、 利用者被害の未然防止や効果的な補修対策の観点から、 熟練した専門技術者による点検が実施されている。 しかし、 その評価は個人差等、 定性的な要素を含むため、 点検の記録を客観的かつ中長期的に第三者へ伝達することが難しい。 そこで、 コンクリート構造物の診断用に開発された打撃応答試験機を用いて実際のトンネル覆工での計測を行い、 トンネルの覆工性状に関わる一軸圧縮強度ならびに巻厚等の違いについて比較した。 調査の結果、 計測で得られる打撃応答量とこれらの要素の間に相関が認められたことから、 打撃応答量により、 ある程度定量的にトンネルの覆工性状を把握できることが示された。 すなわち、 打撃応答量を計測することでトンネルの劣化を経年的かつ定量的に評価することができ、 従来の点検方法を補完できることが判明した。 |
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